タゲリ 飛びモノ 

田鳧:Vanellus vanellus:Lapwing L32cm

   冬鳥(中国東北部・シベリア):チドリ目/チドリ科

 冬の印旛沼にはタゲリが群れをなしてやって来る。猛禽達がそれを狙いにやって来る。、ハヤブサやノスリが上空を飛ぶと一斉に飛び立つ。

2017年11月上旬 北印旛沼



ハイチュウを待っていると目の前を飛ぶ




やや近過ぎたが、何とかピンを合わせる


晴天で順光だったが、羽根の光がイマイチ



冬の光が強過ぎたか。



連写。




同じく11月下旬 群れ飛び



真上



やや逆光気味



ハヤブサが来たかな



ハンターが田圃の中を歩くようになって近くにタゲリがなかなか来なくなりました。あまり行ったことのない道に行ってようやく見つけました。チュウヒが上空を飛ぶと皆一斉に飛び立ちます。はぐれたのか1羽がすぐ上空を旋回しています。猛禽だらけなので単独行動は危険極まりないのに…。仲間を探しているのか少し困った顔をしています。今まで最短距離撮影です。何とかピンが合いました。

 記録的な暖冬だった2007年の3月1日。暖かい陽射しの中 猛禽があまり現われずのんびりと田圃で餌探しをしていたタゲリ。

 大きな群れにならず小さい群れが幾つか。危険なのに1羽だけで居るのも数多く見受けられました。

 08年3月初旬です。この年は、北印旛へ殆ど出かけなかったので、タゲリを撮る機会が殆どありませんでした。ガソリン代の節約です。

08年11月中旬 あちこちで工事をしていて足が遠ざかっていた北印旛。狩猟解禁日前日 出かけて見ましたが、どこも通行止め、仕方なく鉄道工事近くで一休みをしていると目の前の田圃にタゲリの群れがやって来ました。降りる前 低空で旋回。

7羽のシンクロ飛翔。少し揃わなかった。これで陽射しがあれば、綺麗な羽根が輝いたのですが、残念。

09年10月中旬 数羽のタゲリが田圃に来ていました。10月にタゲリを見かけたのは、ここ5年間で初めて。随分早くに来たものです。そこに1羽のエリマキシギ幼鳥らしきが混ざっていました。

09年11月中旬 薄曇でしたが、何とか皆目が出て。

縦にして見ましたが

アップです。

1羽もの、ややボケてしまいました。

フワフワと…ハヤブサに気をつけないと。

例年のようにたくさん来ましたが。

その4日後 コチョウゲン狙いでまたも北へ行きましたが。

飛ぶのはタゲリだけ。

晴天なので、羽根の色を出したいと思いましたが、イマイチ。

なかなか難しいです。

翌年10年の夏は記録的な猛暑・残暑に見舞われ、早々に刈り取った田圃に二番穂がすくすく育つ。タゲリが来ても、とまりモノは隠れてしまい、上手く撮れない。フワッと飛んでくれてようやく全身が。

背景の稲穂、二番穂です。

そのうちチョウゲンも飛んで来て一斉に飛び立ち。

やや遠過ぎ。300mmテレコン無し。

翌年の同じ10月末、またタゲリがやって来た。

曇天朝靄と条件は悪かったが、何とかシーズン初物が撮れた。

やや逆光の中、真上を通過。

ノイズが多い。

3日後の晴天。羽根の色が若干良くなった。

近過ぎてピン甘。

 14年の1月、コミミズクに会いに行った北印旛で タゲリ。

朝陽の中、飛び立つ。

タゲリの飛びモノ撮りは、久しぶり。

この年の11月下旬 久しぶりに北印旛沼。

チュウヒを撮りに行ったがイマイチ、でタゲリ。

タゲリを撮るのは楽しい。

近くにハヤブサが常駐しているそうだが、お気をつけて。

翌年 タゲリの数が少ない。

こちらに向かって来るのを撮ったがイマイチ。



タゲリ とまりモノへ

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