四阿山 (1997.8.13) 同行者 妻
新潟頚城の火打山・妙高山を下山後 笹ヶ峰を16時頃に出て薄暗くなり始めた信州路を菅平の宿泊先のペンションまで走る。着いたのは暗くなりかけた18時頃。
翌朝6時半に宿を出て登山口の牧場へ向かう。菅平に来たのは初めて。各学校の運動部の合宿のメッカだけあって、
朝早くからあちこちに若者の姿が目に付く。登山口である牧場の有料駐車場まで1時間ほど
7時半に登り始める。疎らな潅木の間の低い草の中の登山道。それほど急な登りではないので、
ジグザグにはならず直進の道。登るに連れて菅平の町が眼下に拡がって来て展望の良い登山道が続く
気持ちの良い登山道。遠くに四阿山の山頂付近を仰ぐ。
牧場が幾つかあるようで 牧草地が広がっています。遠くに浅間山かな?
なだらかな斜面の山。
四阿山の隣の根子岳。四阿山は深田百名山、根子岳は田中澄江の「花の百名山」。
根子岳経由でも時間はたいして変わらなかったので、根子岳経由にすれば良かったとあとで後悔。
ただ 前日に火打山・妙高山を登った後だったので、あまりハードにならないようにと四阿山一本に絞って登りました。
中四阿付近からの四阿山。
山頂はもう少し。
四阿山には登り始めて3時間ほど、10時半に到着。山頂は細長く狭い。標高差は150mしかないのに根子岳は遥か下に見えます。
菅平です。スキー場やらゴルフ場やらで山はハゲチョロ。こういうのを見ると悲しくなって来ます。
ゴルフは、日本では自然破壊のスポーツだと思っています。
高い山もなく平坦な牧草地が広がっている英国ならではの発祥と思いますし、平原がどこにでもある米国で流行るのも分かりますが、
日本のように山の多い国で貴重な自然を破壊してゴルフ場を作るということにどうしても納得が行きません。
ニーズがあるから作る、山の持ち主は金になる、そんな構図なんでしょうね。
こちらは嬬恋村方面。湖は田代湖だと思います。遠く籠ノ登山や高峰山そして奥が浅間山です。
四阿山の頂上から嬬恋方面の登山道です。嬬恋からスキー場のゴンドラで稜線まで登って2時間足らずで登って来たという子供連れの登山者に会いました。
1時間ほど頂上で休憩をして 昼前に下山。なだらかな斜面なので2時間半ほどで登山口の牧場へ戻りました。
四阿山は、なかなか気持ちの良い山です。深い樹林も急峻な登りもなくハイキング気分で気軽に登れる山でした。
翌日は草津白根山。この日の宿の万座温泉へ走る。
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