タゲリ 

田鳧:Vanellus vanellus:Lapwing L32cm

   冬鳥(中国東北部・シベリア):チドリ目/チドリ科

 北印旛沼へ猛禽探しに出かけたとき 近くの田圃に群れがいました。猛禽達が上空を飛び交い、電柱にも猛禽達が休憩しているその真下の田圃に群れになっています。猛禽が襲うのかどうか確認できていませんが、時々一斉に飛んだり鳴いたりしていました。
 電柱にいたノスリを撮りに畦道を歩き 近づき過ぎてノスリに逃げられたあと 水の残っている田圃を見ると数羽のタゲリが餌探しをしていました。「ニャーニャー」と猫のような鳴き声です。田圃に嘴を突っ込んで餌探しをするので この写真でもせっかくポーズを取ってくれたのに 嘴に泥が付いています。

 前日の雨で水浸しの田圃、草被りしか撮れません。

 車の中から。1羽だと警戒心が薄れる、というか逃げません。群れで居ると警戒心が強いのが、危ない!と飛び立ち 皆同調して逃げるのでしょうか。

 07年11月下旬 北印旛沼の周辺にタゲリの群れがあちこちの田圃で餌を採っています。この年は残暑が厳しかったせいか、2番穂が長く育っていてタゲリが入ってしまうと見えなくなってしまいます。とまりモノを撮るのは無理かなぁ、と思っていたら、田起こしされたところに1羽。車の中からアップで撮れました。

 群れで居るほうが警戒心が強くて逃げられてしまう場合が多いのですが、1羽だとあまり逃げません。でも、そろそろハヤブサがやって来るので気をつけないと。

08年3月上旬 田圃ではなく水路に1羽が居ました。渡って来た当初に比べて随分少なくなりました。

10年10月下旬 北印旛沼へは通う回数が減り、機会があまりなく2年半ぶりにタゲリのとまりモノ。

14年の1月、コミミズクに会いに行く途中の田圃で、久しぶりにタゲリのとまりモノ。

3年後の12月下旬 同じく田圃のタゲリ。この年、何故か少ない。

2017年11月下旬 早朝


タゲリ 飛びモノへ

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